【感想】そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本(垣渕洋一)
こんにちは。
日本酒4号一人で飲んでも次の日記憶もあるし頭痛や嘔吐などいわゆる二日酔いにはなったことはないため、周りにはお酒が強いと言われることが多い和花です。
ですが、この間ついにお酒を飲みすぎて記憶をなくし、気づくと床で寝ていたことがありました。
直前まで飲んでた記憶はあるのに、どうやって部屋まで戻ったのかいつから寝ているのか全く記憶になくて、初めての体験に不思議な気持ちになりました。
夫に聞くと、帰宅後私は冷蔵庫にもたれながら気持ち悪いと言ってて、放っといたら床に倒れてたみたいです。一応呼吸を確認すると息してたからリビングに放置して自分はベットで寝たらしい。(酷い😂)
そんなことがあったので反省し、お酒との付き合い方を見直そうと思って
『そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本』
を手に取りました。
- お酒を減らしたい、飲まないようにしたい人
- お酒の影響について知りたい人
などにこの本はオススメです。
お酒の危険性
なかでも特に驚いたことは
アルコールは薬物である
ということ。
アルコールは依存性の高さでいうと
ことが動物実験によって明らかになっているそうです。
「合法だから安心」という訳ではないのですね…。
WHOも対策に乗り出している
WHOもアルコールによる健康障害のリスクを本格的に減らしていくことを宣言しています。
これ以前にWHOはたばこの害を減らすための戦略にある程度成功していることから、次はアルコール対策になっているようなのです。
昔は電車でも職場でもどこでもたばこが吸えましたよね?
でも今はたばこはどこでも吸える訳ではなく場所が限られています。
そのようなことがお酒でも起こりうると著者は言っています。
国も世界も禁酒に向けて動き出していることから、乗り物の中で飲酒するような光景も今後は見ることがなくなるかもしれません。
今の常識はいつまでも通用するとは限らないんですね。
キャッチコピー
「酒は百薬の長」
この言葉は誰でも一度は聞いたことがあると思います。
でもこの言葉は中国の「新」の皇帝が酒税を国民から取るために考えたキャッチコピーなんだそうです。
つまり「バレンタインはチョコを贈ろう」、「土用丑の日は鰻を食べよう」と一緒なんです。
2000年以上も昔の人が考えたキャッチコピーが今も受け継がれているって、新の皇帝は天才的ですね。
アルコール依存症予備軍
毎日飲む人はアルコール依存症予備軍である、と著者は書いています。
中でも予備軍から依存症への移行が疑われる危険なサインが
- 医者から飲酒について注意をうけてもなかなか減らせない
- 飲みすぎを注意されても認めない
- 責任転嫁グセがある
- お酒を飲むときだけ楽しくなれる
- 飲みたくなる時間が変わる
- 休日はお酒を飲む以外にすることがない
- 夕飯の支度をしながらの「昼飲み」が習慣になっている
だということですが、身近で3つ当てはまる人がいました。
私の母です。
母は毎晩、晩酌で焼酎の牛乳割りを毎日欠かさず飲むような人です。
肝硬変になりかけだと健康診断で結果が出ているにも関わらずお酒をやめる気配がありません。
「飲まんと寝られへんねんもん」
というのが母の口癖です。
お酒を飲んでいる時に会話した内容は大抵覚えていないのに、
「私はお酒強いから大丈夫」
と自信に満ち溢れていて、家族にお酒を控えるよう促されても辞めないような人です。
完全にアルコール依存症ではないけれども、体に異常が出ても飲み続けるあたりが依存症に片足を突っ込んでる感じがしますね。
元々母は頑固で人の話を聞かず、実家にいる時はよくわからない母の自分ルールに振り回されよく衝突しました。
母のようにはなりたくないな…お酒を減らすモチベーションになります。
お酒を減らしたメリット
自分の時間が増えた
晩酌の時間が減ったので、夜の自分の時間が増えました。
自分の時間が増えた分家事や読書、勉強、買い物(通販)などなど…自由に過ごしてます。
さらにお酒を飲まない時の方が思考がクリアなので、それぞれ作業が捗るというのもポイントです。
酒代が減った
酒代も毎日飲んでた時は夫婦で月に1万円は超えていたので、これを節約できるのは大きいですよね。
冷静に考えると年間12万も使っていたなんてもったいなく思えてきました…
夫はこの本を読んで減酒した訳ではないですが近ごろあまり飲まなくなったので、これを機に一緒に減らしていけるように私の中でひっそりと計画が進行中です!
朝までぐっすり眠れるようになった
晩酌をしていた時は夜中に目を覚ますことが多かったのですが、晩酌をしなくなり一度寝たら朝まで目を覚まさなくなりました。
気付いたら夜中に目を覚ますようになっていたので自分の体質や年齢のせいだと思っていたのですが、お酒の作用で眠りが浅くなっていたんですね。
今はぐっすり眠れるようになり、日中に眠気を感じることが少なくなりました。
終わりに
私は元々毎日晩酌していたのを週3日程度に回数を減らしていた時にこの本に出会いました。
今4週間程経ちますが、晩酌はしていません。
ですが、家族でイベントがあった時に一度缶ビール1本は飲みました。
(たくさん飲むのはこのイベントの時)
いつもより飲まないのでこの時は周りから心配されましたが、やりたいことがあるからと伝えると納得してくれました。
これからもイベントの時は付き合いで飲むと思うので、私は完璧な「禁酒」という訳ではなく「減酒」ということになりそうです。
一口飲んだらまた飲みたくなってしまうかと思いましたが私は意外と平気でした。
この本でお酒の事を知って、お酒への興味が薄れてきたからなのかなと思います。
このまま適量な飲酒の範囲を超えない程度に「減酒」を続けていきます。
他にもこの本にはお酒を飲んだ時体におきていること、やめるメリット、禁酒までの具体的方法なども載っていますので、興味のある方は一度手に取ってみてください。
お酒の常識が変わります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
それでは!
『読書』カテゴリーの記事はこちら。waka-burogu.hatenablog.com
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